飲食店開業までの流れ

LINEでお問い合わせ
友だち追加

アクセスありがとうございます。
このページは
東京・神奈川を中心に17年
飲食店の開店・閉店サポートを
行っている
厨房機器専門店ループ
のブログです。

飲食店経営に役立つ情報を
ブログにまとめていきますので
今後ともよろしくお願い致します。

今回のブログテーマは
「飲食店開業の手順」になります。

これから飲食店を開業予定の方に
少しでも参考になりましたら幸いです。

今回紹介する飲食店の
開業手順につきましては
1から順番に番号を振っていますが
実際に飲食店開業準備を進める中で
ケースバイケースで
同時並行で行う場合や
時に順番が前後する場合もあるかと思いますのでまずは全体像として
飲食店開業にはどんな手順があるのか⁇
全体像を把握して参考にしてみてください

1リサーチと準備
2コンセプトの選定
3物件探し 市場調査
4事業計画書の作成
5店鋪の仮契約
6資金調達
7店舗の本契約
8店舗設計・施工の見積り
9店舗の電気を契約
10店鋪設計・内装工事施工
11メニュー選定
12厨房機器・店鋪什器・備品の選定
13ガス水道契約
14集客導線の設置
15開業届の提出
16各関係機関への届出
17スタッフ募集と教育
18プレオープン
19オープン

1リサーチと準備
まず飲食店を出店したいエリアをざっくり絞りましょう。
その出店したいエリアではどんな客層で
どんな飲食店が流行っているのか?
家賃の平均坪単価がいくらくらいなのか?
をリサーチしていきます。
また比較的時間に余裕のあるこの時期に
「食品衛生責任者講習」を受講しておくと
あとで慌てずその後の工程を集中して進めていけると思います
またこのタイミングで融資を受けて飲食店開業予定の方は
各金融機関・日本政策金融公庫への事前相談
または出店予定エリアの商工会議所へ
開業前の事前相談に行き
全体的な融資までの手順や必要条件を確認しておくと
その後の手続きがスムーズに進むポイントになります
その他にも
物件取得費・施工費・厨房機器や店鋪用品購入費・消耗品の購入費など
飲食店開業までに必要な予算のリサーチ
オープン時から軌道になるまでの当面必要になる運転資金の算出など
それに伴って必要になる自己資金と融資可能金額の選定と準備を進めます



2コンセプトの選定
1のリサーチをもとにコンセプトを作成します
コンセプトとは簡単に言うと
開業する飲食店がどんな飲食店なのか?
を短い言葉で伝わるようにまとめる作業になります
開業する飲食店の
雰囲気
特徴
客層
提供スタイル
客単価
その飲食店の
雰囲気・メニュー・サービス・価格を通して
「どういった価値?」をお客様に感じてもらいたいのかを
一つ一つ言葉に落とし込む作業となります
またここで作った「コンセプト」が
出店検討エリアのニーズに合っているかどうか?
を合わせて確認していきます

3物件探し 市場調査
2のコンセプトが決まったら
コンセプトに合ったエリアの選定
物件を探し始めながら
そのエリアの飲食店の市場調査を進め
人通りや繁盛店などを確認しつつ
出店予定エリアとコンセプトが
マッチしているかを確認します

4事業計画書の作成
初めての飲食店を開業される方は
事業計画書をどのように作成したら良いのかわからないと言う方も
少なくないかと思います
そんな場合はネットで「飲食店 事業計画書 作り方」で検索すると
フォーマットを含めた必要な情報が出てきます
また商工会議所などで事業計画書の作り方を
定期的に講座を開催しているケースもありますので
そういった講座を活用して
飲食店開業に必要な事業計画書を作成する方法もあります
事業計画書は融資を受ける時に必要なのはもちろんの事
飲食店をオープンしてからも
事業計画書に沿って飲食店を経営できているかの
指針となります
また事業計画書は物件が決まり次第
物件取得費・家賃・その他の経費・施工費などが明確になりますので
都度確認して修正する事が必要になります


5店鋪の仮契約
物件探しで良い物件が見つかると同時に
物件を仮契約して速やかに物件を押さえる事が必要になります
仮契約には手付金が必要になるケースがありますので
1リサーチの段階で準備を進めましょう

6資金調達
店舗の仮契約と同時に
事業計画書を修正して
各金融機関・日本政策金融公庫などへの
申込書類を提出して審査を進めます

7店舗の本契約
晴れて融資の審査が通ると同時に
店舗の本契約を結びます


8店舗設計・施工の見積り
物件の契約が終わると同時に
飲食店の設計施工の見積もりを取りましょう
施工業者は最低3社は見積もりを取り
その見積もりの中で
高い業者は何故高いのか?
安い業者は何故安いのか?
それぞれの理由を聞きながら
価格だけで判断するのではなく
ご自身のイメージを形にしてもらえるのは
どの業者なのか?を加味しながら
検討する事をおすすめ致します
施工業社を選定次第
改めて事業計画書と照らし合わせて
必要があれば修正します

9店舗の電気を契約
店舗の施工には電気が必要になりますので
物件の本契約が終わり次第
工事の施工前に電気を開通できるように
店舗の電気の契約を申込ます

10店鋪設計・内装工事施工
店舗施工の受け渡し予定日をもとに
オープン日を決定し再度事業計画書の見直しをします


11メニュー確定
店舗設計と席数などを加味し
提供可能メニューを選定し確定します

12厨房機器・店鋪什器・備品の選定
メニューが決まり次第
必要な厨房機器・店舗什器・備品を確定し
事業計画書と照らし合わせて発注します


13ガス水道契約
施工業社の確認をとり
必要なタイミングで
ガスと水道を契約します


14集客導線の設置
集客動線の設置とは
お客様に自店舗をどのように
知ってもらい来店してもらうか?を準備します
具体的には
各SNSの開設
チラシ作成
近隣への挨拶まわりなどを
進めます

15開業届の提出
法人で飲食店を開業する場合は
法務局に会社登記の手続きをして
税務署にも書類を提出します
個人事業で飲食店を開業する場合は
税務署に開業届を提出します


16各関係機関への届出
飲食店を開店する場合
保健所と消防署に届出を出し
必要な審査を受る必要があります


17スタッフ募集と教育
オープンに必要なスタッフの求人手続き・面接・採用を進め
オープンまでに必要な人材を確保し教育を行います


18プレオープン
可能な限り本オープンの前に
プレオープンを行い
課題点を洗い出し
本オープンに向けて
修正をかけます


19オープン
ここまでのステップを踏んでようやく飲食店の本オープンとなります
通常飲食店にはオープン契機というものがある場合が多いので
事業計画書を確認しながら細かく修正をかける事が必要となります

以上ここまで飲食店開業までの流れをまとめてみました
この記事が少しでも参考になりましたら幸いです

厨房機器専門店ループ
☎️0120-40-7327
厨房機器をお探しの方のページ
https://chuboukiki.hp.peraichi.com/hanbai

コメント

タイトルとURLをコピーしました